読書:クリエイティブ・シンキング―創造的発想力を鍛える20のツールとヒント

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クリエイティブ・シンキング―創造的発想力を鍛える20のツールとヒント
松林 博文 (著)
という本を読みました。

最近、
「ロジカルに物事を考える。」
ってことを、なるべく意識しています。
まぁ、そんなにできてはいないんですが・・・。

ただ、そうなるにつれて、
発想力に壁ができてる
気がするんですよね。

たとえば、
Aっていうアイデアを思いつく。
でもそれってこういう理由があってダメだよねって、
自分の中でアイデアをつぶしてしまう。
それでまたBってアイデアを思いついても、
また自分でかき消してしまう。そのスパイラル。

ただ、
実際にはそれは間違い。
Aってアイデアは理由がってダメかもしれないけど、
そのあとにでたBってアイデアと組み合わせることで、
新たなCって良いアイデアが生まれるかもしれない。

そもそも、
=========
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング)

=========
こういってるようにね。

じゃあ、なぜこうなってしまうか?
それはアイデア出しの段階で、
ロジカル・シンキング
で考えてしまうから。

本来アイデアだしの段階で考えなければ
いけないのは、
クリエイティブ・シンキング
という考え方。

クリエティブシンキングとは、ロジックにとらわれない、
自由な発想法のこと。

「楽しさ」「ノリ」「感性」を大切にする。
どっちかっていうと右脳を使う感じかな。

ロジカルシンキングは事実を重視する「過去~現在」といった軸で整理する
クリエイティブシンキングは、「想う」ことに重点をおき「現在~未来」で考える。

新しいものを生み出すときの思考プロセスは「制約のない自由な思想」から「論理的思考」へ。つまり「クリエイティブシンキング(水平思考)」でアイデアをだし(拡散思考)、「ロジカルシンキング(垂直思考)」でまとめる(収束思考)のが良い。

そもそもロジカルに考えすぎると、
無意識のうちにロジックを振り回し、
相手を打ち負かそうという傾向がでてしまう。

創造的なアイデアをもとめる段階で、
そんなコトをしても何も生み出されない。
クリエティブシンキングは、そうではなくて、
「対立」ではなく「共感」に重きをおく。

「正誤」にとらわれず、「自由で楽しい雰囲気」の中で
発想するのが大事。
アイデアに優劣をつけないで、お互いに認め合う。
どんなアイデアも「可能性」はねむっているのだから・・・。

以下、クリエティブシンキングのためのメモ

◆アイデアを出すためには当然、インプットも大事。
ただし、情報過多になる可能性もあるので注意が必要。
◆インプット過多症候群の4つの処方箋
1. くだらない情報を取り込まない(どうでもいいことはみるな・聞くな)
2.情報を鵜呑みにしない。(ソースを疑え)
3.情報をシャットアウトしろ
4.情報を発信しろ(アウトプットすることで整理される)

◆固定概念にとらわれないことも大事。
アンラーニング(過去に学んだこと・経験を忘れる)してみることで、新しい視点が得られるかもしれない。

◆属性でものごと制限をつけてしまうのはくだらない。
もう40才だからとか、女だからとかとかね。
人間は、「全人格的で自由な人間」である。

◆失敗と成功を気にして創造性を委縮させるな。
アボリジニの祝福の考えをみならう。
「他人より優れているコト」ではなく
「昨日の自分よりよくなる」を大事にする。
「失敗」「成功」は一時点での評価にすぎない。

◆遊べ。
カール・ユングの言葉
「まったく新しいものは知性から生まれるのではない。内面からもたらされる遊びたいという本能が新しいものを生み出す。心が望む対象にこそ創造性が発揮されるものだ」

以下、クリエティブシンキングのツールのメモ

◆SCAMPER
Substitute:別のものに変えてみる
Combine:2つ以上のものを組み合わせる
Adapt:何かを採用(加える)てみる
Modify:何かを修正してみる
Put to other purposes:別の用途・目的に使ってみる
Eliminate:何かを取り除いてみる
Rearrange/Reverse:並べ替えたり、逆にしてみる

◆トヨタ式5W1H
問題に対して5回のナゼを繰り返してみる。
そうすることでHow(どのように解決)が見える

◆GROWモデル
Goal:目標の明確化
Reality:現状の把握
Recourses:資源の確認
Options:選択肢の創造
Will:目標達成の意思

◆シックスハット
ブレストの際に「6つの思考モード」に切り替えることで、
さまざまな視点からのアイデアを出す方法。
ファシリテーターが「では赤い帽子(直感的思考)をかぶってください」のようなカタチで、途中途中で参加者の思考を変え発想を新しいものにする。

白:客観的思考…数値・データ・情報に基づいた考え
赤:直感的思考…感情・直感に基づいた考え
黒:否定的思考…後向き考え
黄:肯定的思考…前向き考え
緑:創造的思考…刷新・創造的な考え
青:プロセス管理的思考…思考プロセス管理に基づいた考え
  例えば、何を解決するべきか。/議論の進め方はいいのか。

自分は昔は、
クリエティブ・シンキングで物事を考えていたと思うんですけどね。
左脳型人間になるために努力するうちに、
右脳がおろそかになってたんだろうなぁ・・・。

とそんなコトを気づかせてくれた本でした。
結構、お勧めです。

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