買いたい空気を作る「戦略PR」

病院の待ち時間の間に読む本を買おうと、
ふと、寄った本屋さんで目に付いた本

「戦略PR」

を読んだ。

読み終わった感想は、、、非常に面白かった。
流行らせてから売る。
なるほどって感じだった。

内容もすごいわかりやすく書かれている。


戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94) (アスキー新書) (アスキー新書)
本田 哲也
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 427


で、内容。 (あんまりまとまってないけど・・・。)

そもそも、戦略PRとはなにか?

消費者が思わず「買いたい気分」になるような空気、
商品を売るために作り出す空気、
そんな空気を作り出すことができるのが戦略PR
である。

あらかじめ、その商品が持つ便益を考え、
その便益が欲しくなるように消費者を気づかせてあげる。
その便益が欲しくなるような、ムードをさりげなく作ってあげる。

本書では、この戦略PRについて、
事例を交えて紹介している。

たとえば、冷え知らずさんの生姜シリーズの事例

生姜と冷えについてのファクトの調査データを元に
新聞、テレビ、ブロガー、インフルエンサーを巻き込んで、

「生姜が世間では流行っている見たい」

という空気をつくりだした。
戦略PRがこの製品を売るために、
生姜ブームを作り上げた。

ではそもそも、
なぜいま戦略PRが注目されるのか、
それは、広告が効かなくなってきているから、、、

時代がかわり消費者はどんどん賢くなっていった。
そして疑り深くなった。情報の共有をするようになった。モノがあふれていった。
だから、一方的な押し付けの広告だけでは、モノが売れない時代になった。

本書でもところどころででてくる
さとなおさんの著書「明日の広告」の例を使えば、

広告というラブレターが、最近は読まれなくなった。

と、この辺の内容は「明日の広告」のほうで深く読むことができる。
こちらも非常に面白い。

そんな中でも、モノを売っていくためには、
メディアニュートラルでコミュニケーションデザインをしていくことが重要である。
消費者が関心をもっているのは何か、
消費者はどんなメディアに接しているのか。

また、
本書の中で、消費者に気づきを与えて買う理由を生み出す方法として、
以下の3つがあげられている。

おおやけ(公共性)
ばったり(偶然性)
おすみつき(信頼性)

これらを駆使して戦略PR・広告のバランスを考え、
展開していく。

確かに、ビリーだったり、ピロリ菌だったり、
なんか流行っちゃったから買っちゃった。

っていうのは自分の経験からしても非常に多い。
このブームを意図的に作り出すことができるなんて、
すごい面白いと思う。

本書でも書かれているとおり、一つ一つの作業は細かいだろうけど、
爆発したときの快感はいい感じなんだろう。

自分もメディアニュートラルに、
考えられるような仕事がしたいなぁ・・・。

久々に「明日の広告」のほうも読み返してみようと思います。


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