kubolog : クボログ

久保のブログ

勉強がつらすぎるときには、孟子のこの言葉を。「天のまさに大任を・・・」

たまたま、朝に、「バカでもわかる思想入門」という本を読んで、
学校にいったんですが、、、

今日は、思ったよりも疲れていて、さらに授業内容も
財務分析系の想定したよりちょっと難しいものがでていて、
授業中ものすっごいしんどかった・・・。

あーしんどーっ!!

と思ってたら、朝読んだ本の孟子の説明にのっていた、
一文を思い出した。このフレーズ。

天のまさに大任(たいにん)をこの人にくだすさんとするや、
必ず其の心志(しんし)を苦しめ、其の筋骨(きんこつ)を労(ろう)せしめ、
その体膚(たいふ)を飢えしめ、其の身を空乏(くうぼう)にし、
行う所そのなさんとする所に払乱(ふつらん)せしむ。
心を動かし、性を忍ばせ、その能(よ)くせざる所を曾益(ぞうえき)せしむる所以(ゆえん)なり。

どんな意味かって言うと、

天が重大な任務をある人に与えようとするときには、
必ずまずその人の精神を苦しめ、その筋骨を疲れさせ、その肉体を飢え苦しませ、
その行動を失敗ばかりさせて、空回りするような大苦境に陥らせるものである。

それは、天がその人のこころを鍛え、
忍耐力を増大させ、大任を負わせるに足る人物に育てようとしている、
そんな証拠だということ。

なるほどー。
このしんどさも忍耐をつけるため試練と考えればいいのね。
まぁ、確かに専門の時もぜんぜん勉強しなかったし、
今は勉強に耐える忍耐をつかなければいけないときなんだろうなぁ・・・。

ちなみにかの、
吉田松陰もこのフレーズを愛唱していたらしいです。

あと小泉元首相もこのフレーズを演説の時に利用したらしい。
こんな感じで。

「天のまさに大任をこの人に下さんとするや、
必ずまずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ」という孟子の言葉をあらためてかみしめ、
断固たる決意をもって改革を推進してまいります。

勉強がしんどくなったときは、僕も、松陰と同じように、
この孟子のこのフレーズを思い出してがんばりたいと思います。