イワン・トゥルゲーネフの「初恋」を、読んだ。

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ああ、穏やかな情感、やわらかい響き、
心動かされたときのやさしさや平静さ、
恋愛に初めて感動したときのとろけるような喜び。
おまえたちはいったいどこへ行ってしまったのだろう。

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19世紀ロシア文学の巨匠、イワン・トゥルゲーネフの
「初恋」を読んだ。

初恋 (光文社古典新訳文庫)
トゥルゲーネフ
光文社
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ひとりの少年がはつ恋を通して、一つ大人になっていく、
そんな物語が美しい描画とともに描かれています。

その人を思い、その人のことだけを考え、
熱くなり、夢中になり、
そのためなら、なんでもできるような、
そんな感覚。

自分の思い通りにいかない、
もどかしさ、そして葛藤。

そんななんだか、
甘酸っぱい雰囲気を楽しめた。

初恋なんて感情は、
すでにもう忘れてしまった。
それはそれでいい。
それが成長というものだから。

・・・と思うのです。

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青春に魅力があるとしたら、その魅力の秘密は、
なんでもできるというところにではなく、
なんでもできると思えるところにあるのかもしれません。
持てる力を、他に使いようがないまま無駄遣いしてしまう、
そこにこそ青春の魅力が潜んでいるのかもしれません。

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