2010年12月アーカイブ

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つまり、知識の探求に加えて、われわれは家庭でも学校でも、共感する心というものを教えるべきだと。
われわれの子供たちに、他人の目見、感じる心を育むように教え、他人を思いやるように導いてやるべきだと。
自分たちの家族や友人ばかりではなく――それだったらしごく容易だ――異なる国々の、さまざまな種族の、宗教の、異なる知能レベルの、あらゆる老若男女の立場に自分をおいて見ること。
こうしたことを自分たちの子供たち、そして自分自身に教えることが、虐待行為、罪悪感、恥じる心、憎しみ、暴力を減らし、すべてのひとびとにとって、もっと住みよい世界を築く一助となるのだと思う。

前々から気になっていた、
「アルジャーノンに花束を」を読んだ。

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
ダニエル キイス
早川書房
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知的障害をもつ主人公は、脳にある手術を受け、
それが成功ししだいに知識を得ることが可能になる。
その知識を得るスピードは、通常の人の何倍もの早さで、
みるみるうちに天才となった。

知識を得たことで、知ることになる自らが過去に受けたイジメ。
悩まされることになる恋愛感情、友人関係。
周りの人間との知識の差。

さまざまなコンフリクトに主人公は、悩まされ、
周りの人間に対する心遣いも忘れ、高慢になっていく。

が、その後、主人公を待ち受けることは・・・・。

すごい適当にかかれたソースに、適当なデザイン・・・。
いつか直したいなぁと思いつつも直していないこのブログ。

ちょっと便利にしようと思い、

「FACEBOOKのいいねボタン」
「mixiチェック」
「はてぶボタン(新しいやつ)」
「Twitter投稿ボタン」
「GREE Social Feedback」
「Evernote Site Memory(Clip)」

をそれぞれ設置してみた。


無題


以下サイトを参考にしたら結構簡単にできた。

彼の最後の言葉、 今この瞬間でも僕は未来を感じることができる
という言葉を噛みしめました。

この前読んだ「メトロに乗って」は、
息子が父親の若いころに会ったことを、息子の目線で書かれていた。

「時生」は、視点が違っていて、
息子が会いにきた、父親の視点で書かれている。

時生 (講談社文庫)
時生 (講談社文庫)
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東野 圭吾
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その息子は、グレゴリウス症候群という病気で長くは生きられない。
なぜそんな息子が他人の体を借りて、
自身の前に現れたのか?

ストーリーが進むにつれて明らかになってくる・・・。

意思であるからには理由があり、結果があるはずだ。

普段、毎日使っている地下鉄(メトロ)。
もし、そのいつもの地下鉄の中にタイムスリップできる
不思議な空間があったら・・・。

地下鉄に乗って (講談社文庫)
浅田 次郎
講談社
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都内の地下鉄を舞台に進むストーリー。

自身が慣れ親しんだ駅や、よく使った永田町→赤坂見附の乗り換え、
など、読んでいてイメージできる部分も多く非常に楽しめた。

君が書いた直線には始まりと終わりがあるね。
本来の直線の定義には端がない。無限にどこまでものびてゆかなければならない。
つまり、現実の紙に本物の直線を描くことは不可能なのだ。
真実の直線はどこにあるのか?それはここにしかない。
博士は自分の胸に手を当てた。
物質にも自然現象にも感情にも左右されない、永遠の真実は、
目には見えないのだ。

博士の愛した数式を読んだ。

噂どおり良い小説だと思う。

博士の愛した数式 (新潮文庫)
小川 洋子
新潮社

主人公が関わることになった、80分しか記憶が持たない老人。
その老人のコミュニケーションは、数字だった。

SF+ヴァンパイアときいて、
SF好きの血が騒ぎ、映画の存在を知ったその日にチェックしてきた。
「デイブレイカー」

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感想は、・・・・・・。
面白かったんだけど、

でも、、、、、

グロかった・・・。

悲しいのつらいのではなく、ありがとうで涙でます。

なんとなく浅田次郎の作品をいろいろと読みたいと思い、
最初に読んだのがこの本だった。

映画化もされた鉄道員や
ラブ・レターなどが入った短編集。

鉄道員/ラブ・レター (講談社文庫)
浅田 次郎 ながやす 巧
講談社

鉄道員やラブ・レターは読んでいて、感動した。
それ以外もなかなか良かった、気がする。

巻末のあとがきをよむと、
この本は、”奇跡”をテーマにした短編らしい。

後知恵こそ勝利への王道――。

なんとなく気になって買ってみた本。
「スギハラ・ダラー」。

スギハラ・ダラー
スギハラ・ダラー
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手嶋 龍一
新潮社 (2010-02-26)

インテリジェンス(諜報)小説という位置づけのようだけど、
正直買ったときは、その意味がわからなかった。

諜報の意味をWIKIで調べて納得できた。

諜報活動(ちょうほうかつどう)とは、
政治や治安、経済や軍事上の目的などのために、相手国や対象組織の情報を収集する活動である。
特に非合法的手段による情報収集をスパイ活動(Espionage)という

普段まったく気にしないジャンルだけに、
ときどき何回なパートはあったけれども、
読み終えてみると、なかなか面白かったように思える。

なんとなく気になっていた、
SPACE BATTLESHIP ヤマトを観てきた。

さすがに1800円は出す気になれなかったので、
レイトショーで。

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前評判は、悪いイメージがあったので、
正直あまり期待していなかったけど、予想以上に面白かった。

目に見えるものが本当のものとはかぎりません。 ぼくの敵はぼく自身の中のぼくでもあります。 ぼく自身の中に非ぼくがいます

村上春樹が阪神淡路大震災をきっかけ?として書いた短編集。
神の子供たちはみな踊るを読んだ。

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社
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「かえるくん、東京を救う」は、
いままでの作品とすこしテイストが違う感じで特に面白かった。

ある日、突然、主人公の目の前に来たカエルくん。
大地震を起こそうとする大ミミズを、
退治するために協力してほしいと頼まれる・・・。


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