時代の激流に巻き込まれる2人 「蒼穹の昴3:浅田次郎」を読んだ。

私は今、富と豊かさとの何であるかを、つくづく思い知らされました。
人間の幸福は決して金品では購えない。人を心から愛すること、そして人から真に愛されること、
それこそが人間の人間たる幸福なのだと、慈禧様は御身を以て私に教えて下さいました。
世界中で最も不幸な慈禧様が、そう教えて下さったのです。

違う立場から、時代の激流へと
巻き込まれていく春児と文秀。


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浅田 次郎
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2人は、立場柄、会うこともできない。
お互いの進むべく道は異なってもきっと志は変わらないのだろう。

伊藤博文が出てきたりして、
いまNHKで見ている、坂の上の雲の時代と
微妙に平行するのが面白い。

日本で、あんなことが起こっているとき、
中国ではこのようなこと(フィクションなので完全におなじではない)が
起きていたのかと。

クライマックスになっていく3巻。
4巻が楽しみです。

日本は維新の動乱の後に、伊藤と山県という二人の傑物を残すことに成功した。
革命では多くの人が死ぬ。どれだけの人材を生き残らせるか、それが問題だ。

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