そのストーリーの裏側にあるものは… 「カラスの親指:道尾 秀介」を読んだ。

親指だけが、正面からほかの指を見ることができるんです。
ぜんぶの指の中で、親指だけが、ほかの指たちの顔を知ってるんですよ

読みおわってみると、
すこしコメディ要素のある作品なのかなって思う。


カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾 秀介
講談社
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読んでいる途中は、 すこしシリアスな部分もある。

でも何か違和感を感じる。 。。
そして最後に大どんでん返しが・・・。

サラ金に騙され人生をオボロボロにされ、
詐欺を生業とする、主人公。
ひょんなことから、相棒をみつけ、
さらに詐欺を重ねていく。

ふとしたことから
同じサラ金の連中に騙された、
少女2人組と出会い。

そして、
主人公、相棒、少女と姉とその姉の恋人との、
同居生活が始まる。

人生って、ふとしたことから、
一瞬で崩れてしまうことがあって、
そうなってしまうと、もうどうしようもなくて、
戻れなくて、もがくしかなくなる。

あの時ああしなければ、
あの時ああしておけば、

という
”たら” ”れば” の話に陥ってしまう。

そんな状況に陥った人間を立ち直せるために
なにができるのか?

隠された裏側に親の愛を感じる作品。

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