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久保のブログ

ユニクロ柳井さんの考え方からグローバリズムやイノベーションを学ぶ 「柳井正 未来の歩き方」を読んだので内容の要約・まとめ

僕は四半世紀にわたり自己否定し続けてきたのです。
そうでなければ、売り上げが何十億円、何百億円、何千億円と大きくなるわけがありません。

雑誌などの柳井さんと著者の対談をまとめた本。
「柳井正 未来の歩き方」を読んだ。

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本書の中で柳井さんが特に強く言っているなと
思ったことが3つあった。

内容の要約・まとめ

それは、以下。

・グローバリズム
・イノベーション
・否定し、失敗から学ぶこと

グローバリスム

ユニクロ社内では、民族大移動というテーマがあるらしいが、
世の中は、フラット化しつつある。

舞台は、国内だけではなく、
世界中に広がりつつある。

そんな中でも相変わらず自国の中だけに
閉じこもっている人たちは多いように感じられる。

日本は経済敗戦をしたと僕は思っているんです。
完全にやられた、と。
日本は全然成長していなくて、ほかの国ばかり成長している。
若い人がどれだけ勉強しているか、ハングリーか。
「負けている」という事実から見つめなおし、再出発をしなければ
未来はありません。

社内公用語を英語に変え、店長を世界中に送り込もうとしている、
ユニクロだからこそ説得力がある。
それと同時に、個々でも世界で戦える力が求められていくのだろうなー。

イノベーション

本書の中で、かなりの他頻度、
キーワードだと思う。

自己を否定し、
イノベーションを常に起こしていかなければ、
変化の激しい消費者や環境に追いつけない。

世の中をかえるようなイノベーションをおこすことは、
じつは特別なことではない。
過去を否定し、変化を決断し、実行する、
ただそれだけのこと

常にイノベーションを起こしてやろう、
と考えている姿勢が大切なんだと思う。

否定し、失敗から学ぶこと

決断することは、今までのことを否定することだ
と、本書の中では語られている。

決断するということは、方向転換をすること。
これまでの延長線上から外れる、ということなのです。
残念ですが、これまでの延長線上で大成功することは、ありません。

失敗を恐れてはいけないし、
失敗してすべてがダメになるような環境もダメだと。

本田宗一郎さんは生前、
「成功というのは仕事の1パーセントだ。99パーセントは失敗と挫折だ」
とおっしゃっていました

本田さんのこのフレーズは、
極端なフレーズだけど、すごい心に残った。

本書を読んで、柳井さんの
とにかく未来を作ろう、作り上げようとするパワーを強くを感じた。
いったいどこから生まれてくるのだろう。

読んでいるとやる気が生まれてくる本だと思う。

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