2011年2月アーカイブ

←前の10件1 2

『お幸せに』という祝福の中にはすでに
『不幸にして破綻した結婚生活』が想像されているって
ことじゃありませんか。そうかんがえてみると
『お幸せに』なんて、実に不吉な言葉です

Amazonで、ランキングの上位に入っていたので、
面白そうだと思い読んでみた。

東川 篤哉の「謎解きはディナーのあとで」。


謎解きはディナーのあとで
東川 篤哉
小学館
売り上げランキング: 238

かかえているだけで厄介極まりない、
自身の並外れた劣等感より生じ来たるところの、
浅ましい妬みやそねみに絶えず自我を侵略されながら
この先の道行きを終点まで走ってゆくことを思えば、
貴多はこの世がひどく味気なくなって息苦しい、
一個の苦役の従事にも等しく感じられてならなかった。

個人的に、
限りある生(命)を、精一杯生きた瞬間のきらめきを書いた物語が好きだ。
そんな物語は感動を生む。

しかし、
『苦役列車』はそれとは、
まったく逆のものであると感じた。

苦役列車
苦役列車
posted with amazlet at 11.03.25
西村 賢太
新潮社
売り上げランキング: 391

広告を見ているのは整列している軍隊ではなく、常に動いているパレードの群衆だ。

世界で5本の指に入るといわれていた、
広告代理店オグルヴィ&メイザー。(現在はWPPグループ。)

その創設者であるデビッド・オグルビーの著書、
「売る広告」を読んだ。

「売る」広告[新訳]
「売る」広告[新訳]
posted with amazlet at 11.03.25
デイヴィッド・オグルヴィ
海と月社
売り上げランキング: 41179

実際の作品を見ながら、
オグルヴィのノウハウを学べるだけではなく、
広告業界についてだったり、どうすれば広告業界に入れるかだったり、
包括的な内容を読むことができる。

ただ、新しい本ではないので、
紙媒体、ラジオ、TVが主流。
すこし古い部分もある。

とはいえ、媒体が何であっても、
普遍的なテクニックというものはあると思う
それらを学ぶということは良いことだと感じた。

目標を達成するには、常に目標そのものを
見られる環境を用意しておく

自分はスケジュールは、
「ほぼ日手帳」と「Google Map」と会社の「デスクネッツ」で管理している。

去年まではフランクリンの手帳を使っていたけど、
重くてやめた・・・。

デジタル手帳術 手帳はiPhoneに変えなさい
戸田覚
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 144765

そんな自分の管理の参考になればと思い
「手帳はiPhoneに変えなさい」読んでみた。

内容には、いくつか参考になる部分もあったが
結構知っている部分も多かった。

本というものは、再読することによって、
書かれた物語のみならず、それを読んだときの自分自身をも
思い出すことができると、どこかで聞いたことがあります。

真備シリーズの第3弾となる 「花と流れ星:道尾 秀介」を読んだ。

いままでとは違い、短編が、5編。
ひとつひとつがサクっと読める反面、
少し、もの足りなさも感じた。

花と流れ星
花と流れ星
posted with amazlet at 11.03.25
道尾 秀介
幻冬舎
売り上げランキング: 73437


それぞれのストーリーは、面白いんだけど。
ひとつひとつのストーリーをじっくりと読みたくなる。

複雑になりつつある現代においては、
成し遂げるべきプロセスの「全体」を意識しつつ、
すべての「部分」に細かい注意を向けていく必要がある。

先日、GTD本の第一弾を、
読んだので、最新の本も読んでみた。

読んだ感想としては、
自分には、ここまで細かい実践のテクニックはいらないなと感じた。


性格的に基本がわかったらあとの応用は、
口出しされずにやりたいタイプなので・・・。

とはいえ、GTDの使い方のわかりやすい事例もある、
勉強になることは、たくさんある。


←前の10件

1 2



About
Contact

過去の記事