広告を学ぶ 「「売る」広告[新訳]」を読んだ

広告を見ているのは整列している軍隊ではなく、常に動いているパレードの群衆だ。

世界で5本の指に入るといわれていた、
広告代理店オグルヴィ&メイザー。(現在はWPPグループ。)

その創設者であるデビッド・オグルビーの著書、
「売る広告」を読んだ。

「売る」広告[新訳]
「売る」広告[新訳]
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デイヴィッド・オグルヴィ
海と月社
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実際の作品を見ながら、
オグルヴィのノウハウを学べるだけではなく、
広告業界についてだったり、どうすれば広告業界に入れるかだったり、
包括的な内容を読むことができる。

ただ、新しい本ではないので、
紙媒体、ラジオ、TVが主流。
すこし古い部分もある。

とはいえ、媒体が何であっても、
普遍的なテクニックというものはあると思う
それらを学ぶということは良いことだと感じた。

オグルビーは白地に黒文字がベストだという。
黒字に白文字は嫌悪しているみたい。

私がどれほど黒字に白抜きの文字を忌み嫌っているかはもうご存知だろう。
そうすると読んでくれる人が減るからだ。

たしかにこれは納得できる。
そんなにデザイン性が求められないなら、
やはり白地に黒というシンプルな組み合わせがベストなんだろうな。

コピーについてもいくつか気になった部分を抜粋。

非常に多くの商品で、長いコピーのほうがみじかいものよりもセールス効果が上がる。

ボディコピーを読む5倍の人が、ヘッドラインを読む。
だからヘッドラインで売り込みに失敗することは、お金をドブに捨てるということだ。

ウィストンチャーチルはいった。
「短い言葉がよろしい。短い言葉の中でも昔から使われている言葉がもっともよろしい」。

詩人マミュエル・ジョンソンはかつてこういった
「約束、大きな約束こそが広告の真髄である」

長いコピーのほうがいいというのは、意外だった。

たしかに長ければ、重要なことが書かれていると思うかも・・・。
バランスが大事なんだろうな。


行動や、考え方についてもメモ。

消費者は今でも、広告が
「儲かる」「キレイになる」「ヘルシー」「痛みが消える」「社会的地位」
など何らかの得があると約束する商品を買う。世界中どこでもだ


商品について知れば知るほど、それを売るためのビッグアイデアを思いつく確率が高まる

従う者達の心理的欲求を満たしてこそ、最も成果を挙げるリーダーだといえる。


偉大なリーダーは自分の仕事に狂ったように打ち込む。
万人に愛されたいなどという、人を骨抜きにするような望みを持たない。
人が支持しない決断を下すガッツがある。役立たずをクビにするガッツもだ


その社の価値観が自分とはまったく相容れないと思ったらクライアントにしないこと

優れたプレゼンとは、上手く書けているのはもちろん、上手く話せなければならない。


リーダーシップ論も結構参考になった。
そして、印象に残ったCDの特徴。


クリエイティブ・ディレクターの特性
・心理学者として優れていること
・高い基準を自ら進んで定めることができること
・管理者として優秀であること
・ポジショニング等全般にわたって、戦略的に考えることができること
・熱心にリサーチを行うこと
・テレビでも印刷媒体でも同じように優れていること
・パッケージ商品でもそれ以外でも、同じように優れていること
・グラフィックにもタイポグラフィにも精通していること

自分はどれだけできているのだろうか・・・。
ふと、考えてこんでしまった・・・。

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