『本のこと』についてのブログ記事

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私は今、富と豊かさとの何であるかを、つくづく思い知らされました。
人間の幸福は決して金品では購えない。人を心から愛すること、そして人から真に愛されること、
それこそが人間の人間たる幸福なのだと、慈禧様は御身を以て私に教えて下さいました。
世界中で最も不幸な慈禧様が、そう教えて下さったのです。

違う立場から、時代の激流へと
巻き込まれていく春児と文秀。


蒼穹の昴(3) (講談社文庫)
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2人は、立場柄、会うこともできない。
お互いの進むべく道は異なってもきっと志は変わらないのだろう。

自殺するのは、正真正銘、人間だけだということです。
人間だけが自殺するんです。人間だけが自分から逃げようとするんです。
頭がいいくせに馬鹿だ。
頭がい いから馬鹿だ! 人間は馬鹿だ! 過ぎてしまったことはもう仕方がないじゃないですか。
この先どうなるかなんて誰にもわからないじゃないですか。人間はど うしてこんなに馬鹿げたことをするんだ。
すでに存在しない過去を振り返ったり、わかりもしない将来を悲観したり。


謎の喫茶店から始まるストーリー。

途中まで読んで、あぁたぶんこうなるなって、
予想してたんだけど、、、


ソロモンの犬 (文春文庫)
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またまた、この作者は自分をいい意味で
裏切ってくれた。

わしは人間の力を信じておる。
人間には誰しも、天上の星々を動かす力が眠っておるのだと信じておる。
だからわしは、薩満(シャーマン)の掟を破って、あやつに偽りの卦を伝えた。
それでも、わしは信じたいのじゃよ。
この世の中には本当に、日月星辰を動かすことのできる人間のいることを。
自らの運命を自ら手で拓き、あらゆる艱難に打ち克ち、
風雪によく耐え、天意なくして幸福を掴みとる者のいることをな。

文庫版の2巻を読み終えた。
1巻よりも、ぐっとくるポイントがたくさんある。

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別々の道を歩み始めた、
主人公2人。
2巻でお互いが成長した姿で再開をはたす。

ブランドとは、商品、サービス、企業に対する消費者の直感だ。
「あなた」がどう言うかでなく、「みんな」がどう言うかで決まる。

まず、タイトルのザグとはなにか?
これはジグザグのザグのこと。


ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために
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ジグザグの「ザグ」。ジグザグの線は「ジグ」という方向と、
その逆の「ザグ」という方向からなる。
著者は、競合他社が「ジグ」なら、あなたは「ザグ」へ進むべきと、
差別化戦略のキーワードとして使っている。


多くの人がジグで進むなら、
こちらはザグで行かなければいけない。

どれだけの不運に見舞われても、どれだけ苦しい毎日でも、死にたいなんて思ったことは一度もない。
思ったら負けだからだ。自分自身の人生に負けるほど馬鹿馬鹿しいことはない。

やはりこの作者はすごい。
この作品の最後まで、走り抜けるように読んだ。

龍神の雨
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血のつながる両親に先立たれ、
血のつながっていない、戸籍上だけの親とくらすことになった、
2組の兄妹とある事件を通じてリンクすることになる。

彼らは血のつながりのない親に
困惑し、自信の中にある迷いをふっしょくできずに、暮らしていた。

何にでも、きっと理由ってのがあんだ。
世の中のことぜんぶにな、ちゃあんと理由がある。

いままで読んでいた自分が読んでいた、
道尾作品とはすこし毛色が違う作品。
(といっても4冊目か・・・。)

著者の作品によく見られる、
ストーリーの結末が、予想を大きく変えていく展開も特にない。

でも、また違う意味でこの作品は面白い。

月と蟹
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道尾 秀介
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主人公は、小学生。
重松清の描く小学生とはまた違う雰囲気。
どちらかというと、すこし大人っぽいかな。

父親の死後、祖父の田舎へ転校し、
祖父がまきこんだある事件がきっかけで、
クラスの人間ともなじめないでいた。

僕ね、この三週間じっくり考えてみて、わかったんだ。
誰かに心から恨みを向けたら、それは何かのかたちできっと自分に返ってくる。
お父さんも、そうだったでしょ?

母親を病で失い、
父親と2人で暮らすことになった少年。

あるとき、母親の友人だった女性が自殺を図る。
そして、その友人には少年と同級生の子どもがいた。

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母の死を境に崩れていく、少年の周りの人間たち。
そして巻き起こるさまざまな事件。

悲劇的な状況の中、
少年は戸惑いながら成長していく・・・。

自分が周りの人間と違うことに思い悩んで、自尊心という右眼をつぶそうとしていた。
でも、それをやってしまったらお終いなんだ。
自尊心を失くしてしまったら、いずれ心はずぶずぶに腐ってしまう。
そしてそんな心は決まって、悩みの解決を、ある安易な方向に求めてしまう。

いままで読んだ、道尾作品の中で、
個人的に一番、読後感が良かった。


片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)
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人間それぞれが、感じているコンプレックス。
人は心の中になんらかの劣等感を背負っていると思う。
小さなことも。大きなことも。

親指だけが、正面からほかの指を見ることができるんです。
ぜんぶの指の中で、親指だけが、ほかの指たちの顔を知ってるんですよ

読みおわってみると、
すこしコメディ要素のある作品なのかなって思う。


カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾 秀介
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読んでいる途中は、 すこしシリアスな部分もある。

でも何か違和感を感じる。 。。
そして最後に大どんでん返しが・・・。

〝賢者の読書〟の効果効能は、夢見る力を養い、常識を疑う力をつけて、モノ見方を多面的にして視野を広げ、アイディアを豊かにすることだ。

自分が本をたくさん読むきっかけとなった、
「本は10冊同時に読め!」の著者、成毛さんの新作を読んだ。

実践! 多読術  本は「組み合わせ」で読みこなせ (角川oneテーマ21)
成毛 眞
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成毛さんは、このように言う。


動物の中で人だけが本を読む。したがって、本を読まずして自身が成長し、人生に成功する方法などあるはずもない。
しかし、ただ本を読めば良いというものではない。適切な本を選んで多読を心がける、そして並列に読むことが大事だ。


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