『小説のこと』についてのブログ記事

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『悪しき者に抵抗うな。人もし汝の右の頬を打たば、左をも向けよ。
汝を訴えて下着を取らんとする者には、上着をも取らせよ。』
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「塩狩峠」を読んだ。
噂どおりの良書。

塩狩峠 (新潮文庫)
塩狩峠 (新潮文庫)
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三浦 綾子
新潮社
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キリスト教色は確かに強いけど、
宗教に対する先入観をすてて、聖書の教えを手軽に学べると考えれば
別に、無宗教の人間でもすんなり読めると思う。

著者が実話から感銘を受け、
実話を盛り込み、制作されたフィクション作品なので、
フィクションとは言えリアリティがある。
便宜的にキリスト教の信者が出てきすぎな気はするけど・・・。

砂漠を読んだ

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久々に伊坂幸太郎の作品を読んだ。
「砂漠」

砂漠 (Jノベル・コレクション)
伊坂 幸太郎
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社会という砂漠にでる前の、
大学生の青春ストーリー。

重松清の十字架

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人は、成長するにしたがって、
白かったものが灰色になり、黒になる。

白いままじゃ成長できない。
そして、成長する段階で心に何かしらの
十字架を背負うことになる。

十字架 (100周年書き下ろし)
重松 清
講談社
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それの重い、軽いは、
育ってきた環境や時代などの外部要因や、
生き方、性格などの内部要因などで変わってくるだろうけど、
きっとなにかしらの十字架は背負っている。

1Q84 Book3を読み終えた。

正直、1と2を続けて読んだときよりも、面白い!っと思った。
村上春樹独特の世界観も1、2に引き続き健在。
(まぁ、3で世界観が変わるわけないけどさ。)


そして読み終えた後の
喪失感というか虚無感というか、、それも健在。
読み終えたあと、しばらくは、 なのもせず、ぼーっとしてた。


1Q84 BOOK 3
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村上春樹
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Book3が、なぜおもしろいのか?

太宰治の人間失格の解説のなかで、
奥野健男さんという方が、

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・・・コンスタンの「アドルフ」が
恋愛の心理と人間の悲劇的な性格の本質をとらえた作品として・・・

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ということを書いていた、
そんなすごい作品があるのか、、、
と思い早速探して読んでみた。

アマゾンでも微妙な取り扱いで、
探すの結構大変だった・・・。

とりあえず、
岩波も新潮も手に入れたので、
新潮のほうを読んでみた。


アドルフ (新潮文庫)
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コンスタン
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贖罪

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湊かなえの作品にハマり、
とりあえず、読んでないのはこれだけっぽいので、
読んでみた。

なんだか、イチゴの表紙が斬新。

贖罪 (ミステリ・フロンティア)
湊 かなえ
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この前読んだ、「Nのために」に続き、
湊かなえの本「少女」を読んだ。

ひとつの作者に、はまると、
いっきに読みたくなる。

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想像力が乏しいくせに、自分では知性があると思ってる人が、
自殺を選ぶ。
自分が想像する世界だけがすべてだと思い込み、
それに絶望して死を選ぶなんて、なんて短絡的なのだろう」
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自殺した少女の遺書から冒頭は、
始まる。
(最後の最後でこの遺書が誰が書いたものかが明らかになる。)

少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
湊 かなえ
早川書房
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「告白」を読んで、面白くて止まらなくなった、
湊かなえの新作。

「Nのために」を読んだ。

Nのために
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湊 かなえ
東京創元社
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期待通り、おもろい。
「告白」以上ではないけど・・・。

『リストラ最有力候補になる社員にかぎって、仕事と作業の区分けが明確に出来ていない。
つまり、自分の存在がこの会社にとってどれだけ利益をもたらしているのか。
たとえば営業マンなら、自分が担当した商品の売値と仕入れ値の差額粗利から、
自らの給料、厚生年金への掛け金、一人割りのフロアー維持費、接待費、営業者代、
交通費などを差っ引いた純益として考えたことなど、夢にもないだろう。』


新年早々、リストラモノの小説・・・。
別にたまたま、次に読もうと思ってた小説がこれだっただけで、
新年に当てるつもりはなかったんだけど・・・。

君たちに明日はない (新潮文庫)
垣根 涼介
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リストラを企業の人事に変わり請け負う、アウトソーサーに勤める主人公
を通して繰り広げられる物語。

論理的に、たんたんとリストラを迫る主人公、
事実を受け入れられず、感情的になるリストラ候補者。
この心理のやりとりが読んでいて面白い。

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ああ、穏やかな情感、やわらかい響き、
心動かされたときのやさしさや平静さ、
恋愛に初めて感動したときのとろけるような喜び。
おまえたちはいったいどこへ行ってしまったのだろう。

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19世紀ロシア文学の巨匠、イワン・トゥルゲーネフの
「初恋」を読んだ。

初恋 (光文社古典新訳文庫)
トゥルゲーネフ
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