『小説のこと』についてのブログ記事

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しかし、”目標”というのは、常に、”目的”よりも先になければなりません。

いまから少し先の未来。
2030年代のお話。

主人公は、医師として火星の有人調査に参加し、
無事帰国する。
地球上では、初の偉業ということで持ちはやされるクルー達。
しかし、その裏には、おおやけには
公開できないある事件があった・・・。
宇宙船ドーンの中でなにがあったのか?
物語がすすむにつれ、事実が判明していく・・・。

ドーン (100周年書き下ろし)
平野 啓一郎
講談社
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世の中に、初めから与えられている結果なんてないんだな。

仕事が忙しくなると、大切なことを忘れてしまうときがある。
すべてがうまくいっていると、
見えないものにフタをして、うまくいっている方向だけを見てしまうことがある。


天国までの百マイル (朝日文庫)
浅田 次郎
朝日新聞社
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主人公は、企業に失敗し、自己破産をした男。
すべてがボロボロだった。

商社マンは、アリのように勤勉で、どこへでも出かけて、骨惜しみをせず、働かなければならない。
商社マンはまた、幅広い勉強をし、トンボのような複眼で、物事を考えるようにならねばならない。
しかも、アリであり、トンボであると同時に、人間でなくてはならない。
教養も積み、常識もある人間。市民社会の中に受け入れられる人間になるよう努力しよう

商社マンを題材にした小説。

最前線で働く商社マンの活躍ぶりではなく、
最前線で働いていた時代は過ぎて、
あぶらの乗り切った商社マンのお話。


毎日が日曜日 (新潮文庫)
城山 三郎
新潮社
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イエス・キリストは愛を説き、お釈迦さまは慈しみを訓え、孔子は仁の道を諭しました。要はどれも同じく、他社に対する思いやりの心であります。

とこおろどころに、ほんのりと感動するセリフが
ちりばめられており、グっとこみ上げるところがあった。


椿山課長の七日間 (朝日文庫)
浅田 次郎
朝日新聞社
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突然、病気で死んだ椿山は、
天界(この天界の描画もパロディタッチでおもしろい)にお願いし、
7日間だけ生きかえる権利をもらう。

自分が死んだ後の世界を別人(美人の女性)として
すごす椿山は、自分と関係していた人たちの本音を知ることになる・・・。

みんなの共通の目的は金しかねえが、誰も何を買えばいいのか知らねえのさ、
だからみんなが買うものを買う、みんなが欲しがるものを欲しがる

ジョギングをしていた主人公、
気づくと時計が5分進んでおり、
まったく違う世界に入りこんでいた。

その世界は、今とは違う世界、
戦争で日本が完全に侵略され、
別の国として存在する世界。


五分後の世界 (幻冬舎文庫)
村上 龍
幻冬舎
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苦痛を目にし、苦痛をとりいれると、
人は苦痛になってしまう。

どうしようもない絶望的な小説。
よんでいて決して気持ちのいいものではない。
むしろよんでいて、嫌悪感を感じる。


隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
ジャック ケッチャム
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でも読みすすめずにはいられない。
これが、ミステリーの魔力なのかな。

自分が愛するものにとって
幸せな道を選ぶという発想がなかった。

話題でありながらずっと読んでいなかった、
「秘密」を読んだ。

秘密 (文春文庫)
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東野 圭吾
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話題どおりのすばらしいストーリー。

予期せぬ突然の事態に、
物事を受け入れられない夫。

嘘だってことはわかってたけど、夢に見るだけだって有難えから

ついに最終刊。
全4巻長かったけど、いっきに読んだ。

最後まで人の名前が覚えられなかったけど・・・。

蒼穹の昴(4) (講談社文庫)
浅田 次郎
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最後にわかる春児の占いの真実。

人間は不可能だと思うことでも、
死ぬ気になってやってみればできる。
そんなことを思った。

私は今、富と豊かさとの何であるかを、つくづく思い知らされました。
人間の幸福は決して金品では購えない。人を心から愛すること、そして人から真に愛されること、
それこそが人間の人間たる幸福なのだと、慈禧様は御身を以て私に教えて下さいました。
世界中で最も不幸な慈禧様が、そう教えて下さったのです。

違う立場から、時代の激流へと
巻き込まれていく春児と文秀。


蒼穹の昴(3) (講談社文庫)
浅田 次郎
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2人は、立場柄、会うこともできない。
お互いの進むべく道は異なってもきっと志は変わらないのだろう。

自殺するのは、正真正銘、人間だけだということです。
人間だけが自殺するんです。人間だけが自分から逃げようとするんです。
頭がいいくせに馬鹿だ。
頭がい いから馬鹿だ! 人間は馬鹿だ! 過ぎてしまったことはもう仕方がないじゃないですか。
この先どうなるかなんて誰にもわからないじゃないですか。人間はど うしてこんなに馬鹿げたことをするんだ。
すでに存在しない過去を振り返ったり、わかりもしない将来を悲観したり。


謎の喫茶店から始まるストーリー。

途中まで読んで、あぁたぶんこうなるなって、
予想してたんだけど、、、


ソロモンの犬 (文春文庫)
道尾 秀介
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またまた、この作者は自分をいい意味で
裏切ってくれた。


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