『小説のこと』についてのブログ記事

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最近ずっと、
貴志 祐介の作品を読んでいる。

「硝子のハンマー」はネットでの評判はイマイチ?だったので、
読もうか迷ったけど、
狐火の家も買ってしまったので、読んでみた。


硝子のハンマー
硝子のハンマー
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貴志 祐介
角川書店
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黒い家を読んだ。
これは怖い・・・。

保険会社に勤める主人公はあるとき、
保険金詐欺と思われる事件の担当となり、
深くかかわっていく。

そしてその事件には、
利己的で、良心や思いやりがなく、何に対しても罪悪感も後悔もない
サイコパスと呼ばれる、性格異常な人間がかかわっていた...。

黒い家 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店
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ひとつの作品を気に入ると、
その作家のほかの作品も読みたくなる。

「悪の経典」に続き、
貴志祐介の作品、「新世界より」を読んだ。

新世界より 上
新世界より 上
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貴志 祐介
講談社
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こちらも上・下巻と長い作品。
最後まで読みきって思ったのは、

おもしろい!

ってこと。


『悪しき者に抵抗うな。人もし汝の右の頬を打たば、左をも向けよ。
汝を訴えて下着を取らんとする者には、上着をも取らせよ。』



「塩狩峠」を読んだ。
噂どおりの良書。

塩狩峠 (新潮文庫)
塩狩峠 (新潮文庫)
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三浦 綾子
新潮社
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キリスト教色は確かに強いけど、
宗教に対する先入観をすてて、聖書の教えを手軽に学べると考えれば
別に、無宗教の人間でもすんなり読めると思う。

著者が実話から感銘を受け、
実話を盛り込み、制作されたフィクション作品なので、
フィクションとは言えリアリティがある。
便宜的にキリスト教の信者が出てきすぎな気はするけど・・・。

自分の人生は想像以上に思い通りにいったのではないか、
と思えた期間は、果たして一年あっただろうか。

告白の映画化で話題の湊かなえの新作、
「夜光観覧車」を読んだ。

このヒトの作品なんだかんだで全部読んでるけど、
「Nのために」、「贖罪」などと同様に、
やはり「告白」インパクトはない。
(もちろんそれでも面白いんだけど。)

夜行観覧車
夜行観覧車
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湊 かなえ
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今回も人間のルサンチンマン(怨念)を
作品の中でうまく(醜く)表現していると思う。

ものに名前が付けば、意味が生まれ、認識され、
世界が確立する。

東京島
東京島
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桐野 夏生
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ある無人島にたどり着いた人々、
そのなかで女は一人。

その一人の女をめぐり様々な事件が起こる・・・。

思い出は作るものじゃなくて、勝手に、なるものなんだよ。
いつの間にか気づいたら思い出になってる、そういうものだよ

久々に伊坂幸太郎の作品を読んだ。
「砂漠」

砂漠 (Jノベル・コレクション)
伊坂 幸太郎
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社会という砂漠にでる前の、
大学生の青春ストーリー。

昔ユウくんに言われた「荷物を降ろせ」という言葉を、最近よく思い出します。
それって無理だよね。と思うのです。
わたしたちはみんな、重たい荷物を背負っているんじゃなくて、
重たい荷物と一つになって歩いているんだと、最近思うようになりました。
だから、降ろすことなんてできない。
わたしたちにできるのは、背中をじょうぶにして、足腰をきたえることだけかもしれません。

人は、成長するにしたがって、
白かったものが灰色になり、黒になる。

白いままじゃ成長できない。
そして、成長する段階で心に何かしらの
十字架を背負うことになる。

十字架 (100周年書き下ろし)
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それの重い、軽いは、
育ってきた環境や時代などの外部要因や、
生き方、性格などの内部要因などで変わってくるだろうけど、
きっとなにかしらの十字架は背負っている。

1Q84 Book3を読み終えた。

正直、1と2を続けて読んだときよりも、面白い!っと思った。
村上春樹独特の世界観も1、2に引き続き健在。
(まぁ、3で世界観が変わるわけないけどさ。)


そして読み終えた後の
喪失感というか虚無感というか、、それも健在。
読み終えたあと、しばらくは、 なのもせず、ぼーっとしてた。


1Q84 BOOK 3
1Q84 BOOK 3
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村上春樹
新潮社 (2010-04-16)
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Book3が、なぜおもしろいのか?

太宰治の人間失格の解説のなかで、
奥野健男さんという方が、

=====
・・・コンスタンの「アドルフ」が
恋愛の心理と人間の悲劇的な性格の本質をとらえた作品として・・・

=====

ということを書いていた、
そんなすごい作品があるのか、、、
と思い早速探して読んでみた。

アマゾンでも微妙な取り扱いで、
探すの結構大変だった・・・。

とりあえず、
岩波も新潮も手に入れたので、
新潮のほうを読んでみた。


アドルフ (新潮文庫)
アドルフ (新潮文庫)
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コンスタン
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