2010年7月アーカイブ

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最近、おぼっちゃまくんで有名な小林よしのりさんが書いている、
ゴーマニズム宣言が好きでよく読んでいる。

戦争について、部落差別問題について、沖縄の問題について、天皇陛下についてなどなど
さまざまな社会の問題について著者の傲慢?な視点で、
語っていく漫画。
漫画といってもかなりの文字量なので下手な文庫本とか新書とかを読むよりも、
読み終えるのに時間がかかる。

著者の主張は、自分にとっては新鮮で、
自分がいかに社会に対して無知だったかを知らされる・・・。
(というかこの本を、最近までしらなかったことも無知なのかも知れないけど。)

かなり極端な意見もあり、個人的に疑問に思うこともある。
でもそういうことも含めて読んでいて面白い。

例えば、この前よんだ『天皇論』では、
そもそも自分自身が、天皇陛下という存在について、
まったくもって疑問を持たず、何も知らなかったことに
気づかされた。(この本の感想はまた今度書こうと思う。)

そして最近でた本、『修身論』を読んだ。

ゴーマニズム宣言PREMIUM 修身論
小林 よしのり
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時々、
夢で経験したのか現実で経験したのか、わからなくなる時がある。
夢の存在というものは現実の生活の中に、
影響をおよぼすくらい、大きいものになる時があるんだと思う。
たぶん・・・(自分だけかもしれないけど。)

そして、その夢の中に入り、情報(アイデア)を盗む人たちのお話。
「インセプション」を見た。

インセプション-レオナルド・ディカプリオ-ポスター-4

自分の人生は想像以上に思い通りにいったのではないか、
と思えた期間は、果たして一年あっただろうか。

告白の映画化で話題の湊かなえの新作、
「夜光観覧車」を読んだ。

このヒトの作品なんだかんだで全部読んでるけど、
「Nのために」、「贖罪」などと同様に、
やはり「告白」インパクトはない。
(もちろんそれでも面白いんだけど。)

夜行観覧車
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湊 かなえ
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今回も人間のルサンチンマン(怨念)を
作品の中でうまく(醜く)表現していると思う。

ものに名前が付けば、意味が生まれ、認識され、
世界が確立する。

東京島
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桐野 夏生
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ある無人島にたどり着いた人々、
そのなかで女は一人。

その一人の女をめぐり様々な事件が起こる・・・。




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